こんにちは、梶田です。
MEOが今後の店舗ビジネスに欠かせないキーワードになります。
Googleマップとの連携により多くのユーザーに認知拡大できること意外にも、様々な機能が今後も追加されていくと予想されます。
MEO対策をしない店舗とMEO対策をしている店舗とでは、売上に大きな差が開くことは間違いないです。
今回はMEO対策初心者の方でもわかりやすく、8分後にはMEOを活用する側になれる様に徹底的に解説していきます!
MEO対策とは
MEOとはMap Engine Optimization(マップ検索エンジン最適化)の略称で、主にGoogleマップに対する地図エンジン最適化の事をMEOと呼びます。
Googleで「地域名 業種」で検索すると、上に表示されるお店を見たことがないでしょうか?下記画像の部分です。
MEO対策をすることで上記画像の様に、検索結果上にGoogleマイビジネスが表示される様になっており、Googleマップ上に掲載されたり検索上位に表示させることで多くのユーザーへ認知を広げ、集客の繋がるなどのメリットがあります。
またMEO対策は無料で施策を打てる事から、今後の店舗ビジネスに欠かせない集客方法の一つと言えます。
MEO対策の3つのポイント
・Googleマップとの連動でビジネス情報が記載されたGoogleマイビジネスが表示される
・自社のマイビジネスを上位表示させることで、Webサイトへのアクセスや集客の拡大に繋がる
・Googleマイビジネスを上位表示させる為のあらゆる施策を総じてMEO対策と呼ぶ
MEOとSEOの違い
MEO
・Map Engine Optimization(マップ検索エンジン最適化)
・検索結果上に店舗情報を掲載
・検索10位以内がユーザーに見られ店舗の比較が行われる
・検索結果が地域限定で競合が少ない
特定の地域に限定できることで競合がSEOと比べ少なく、店舗ビジネスとの相性抜群
SEO
・Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)
・検索結果上にWebサイトを掲載
・検索上位1〜3位がユーザーに見られ、1つ見れば解決することがほとんど
・検索結果が全国で競合が多い
エリア関係なく競合と検索上位の奪い合いになるが、検索上位を獲得できれば日本全国に認知拡大を行える為、オンラインビジネスとの相性抜群
上記の違いに加え、MEOはGoogleマイビジネス上でMEO対策を行うのに比べ、SEOではWebサイト上でSEO対策を行う事から、どちらも全く別の形でユーザーへの認知拡大が行えます。
店舗ビジネスを行う上では、MEO対策もSEO対策も重要な施策と言えます。
下記記事でSEOについても解説しているので当記事と合わせて読むことで、Webを使った店舗集客の全体像が把握できるはずです。
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MEOが今後ますます重要になる
SEOと比べるとまだまだ知られていないMEOですが、今後MEOの重要性はますます高まると言えます。
なぜMEOが今後ますます重要になるのかと言うと、Googleが現在最中力しているサービスだからです。
Googleは自動運転とGoogleマップを連携させることに力を入れており、Googleマップのサービス改善や利用率は今後必ず増えてきます。
GoogleがMEOに力を入れている証拠に、GoogleはTVCMをバンバン放送しています。
いい感じのカフェ編
美味しいもの食べに行きたい編
更に「美味しいもの食べに行きたい編」に出てくる様に、位置情報を取得することによりお店の混雑情報なども知ることができ、今後はGoogle上からの予約機能が一般化する可能性が極めて高いです。
現在でもすでに、ぐるなびとGoogleを連動させた予約機能が使える様になっており、Googleマップ上から予約空き情報までわかります。
またMEOの性質上ユーザーは目的意識がはっきりしており、今日、明日、お店を探しているユーザーの集客ができる為、明日の予約を埋めるのに有効的です。
MEOのメリット
MEOの具体的なメリットを紹介してきます!
無料でMEO対策を行える
基本的にMEO対策は無料で行えます。
その為にはGoogleマイビジネスへの登録が必要ですが、SEO対策と比べてシンプルで初心者の方でもMEO対策を行いやすいです。
また、ホットペッパーなどの検索順位がオークション形式で決まる訳ではなく、クオリティ次第で検索上位に表示させることができる為、大手と同じ土俵で集客を行うことが可能です。
地域密着型の店舗ビジネスと相性抜群
MEO対策をすることでGoogleマイビジネスの情報が表示される様になり、Googleマップとの連動によりエリア検索に特化した集客ができます。
「渋谷 カフェ」の様に、地域✖︎エリアで検索されることが多い為、競合は同じエリア内の同じ業種の店舗だけになります。
例えば同エリアに同業者が20店舗だけの場合、MEO対策をしていない店舗もあると考えると競合は10社前後となるので検索上位を獲得しやすいです。
その為、まだまだ競合が少なく店舗ビジネスとの相性は抜群と言えます。
検索結果の最上位に表示される
SEO対策をすることで上位に表示されているWebサイトよりも、MEO対策をしたGoogleマイビジネスの情報の方が更に上位に表示されます。
つまりどおゆうことかと言うと、大手グルメサイトや大手美容サイトよりも上の位置に店舗情報を表示できるとゆうことです!
大手のサイトよりも上位に表示できるって革命的ですよね!
例えば「渋谷 カフェ」と検索した時に、北海道のカフェの情報が表示されない様な仕組みがGoogleにはあります。
Googleを利用しているユーザーが、検索したキーワードに対して最適な答えにたどり着ける様、ユーザーファーストなGoogleだからこそ地名が検索キーワードに入っている時は、SEO対策のしてあるWebサイトではなくMEO対策をしてあるGoogleマイビジネスの情報が優先表示されるんです。
また、エリア✖︎業種で検索する人の74%がSEOではなくMEOの検索結果をみるというデータがあります。
Googleマップ上での上位表示
スマホで気軽に目的地までのルートを表示してくれるGoogleマップ上に表示される様になります。
僕はあまり土地勘の無い場所に行った時などは、Googleマップで「カフェ」だったり「居酒屋」って検索することが多いです。
検索するとマップ上に近くのカフェが10店舗ほど目印と共に表示され、Googleマイビジネスの店舗情報からお店の雰囲気まで直感的にその場ですぐに検索できる機能が非常に便利で愛用しているGoogleのサービスの一つでもあります。
僕が普段使いでMEOの機能を頼りにGoogleマップを使っている様に、MEO対策をしているとお客様に感覚的にお店の存在を知ってもらうことができます。
MEOのデメリット
メリットの次はMEOのデメリットを紹介していきます!
検索結果に表示されなくなる
Googleの定めたガイドラインを守らない場合、一時的に検索結果に表示されなくなることがあります。
問題を解決すれば再び検索結果に表示される様になりますが、Googleはどこに問題があるのか教えてくれる訳ではないので、まずは問題を把握しなければいけません。
普段からガイドラインに乗っ取った運営をすることでリスクを最小限に抑え、万が一の時も問題の箇所がどこだか分かる様にしておく必要があります。
口コミ次第では悪評が流れることもある
Googleマイビジネスにはユーザーが口コミを書くことのできる機能があります。
適当な接客やお店のサービス内容によっては、お客様によくない口コミをかかれる可能性があります。
よくない口コミに対しても真剣に返信を返すことがMEO対策の施策として有効的にもなるので、指摘を受け止めサービス改善に繋げる姿勢が他のお客様からの評価対象にもなります。
MEO対策で順位を上げる重要項目
MEOは3つの要因で掲載順位が決まります。
掲載順位を決める3つの要因
関連性:キーワードとビジネスの関連性
距離:検索した場所からの距離
知名度:ビジネス(店舗)の知名度
ローカル検索結果の掲載順位が決定される仕組み
ローカル検索では、主に関連性、距離、知名度に基づいて結果が表示されます。これらの要素を組み合わせて、最適な検索結果が表示されます。たとえば、遠い場所にあるビジネスでも、Google のアルゴリズムに基づいて、近くのビジネスより検索内容に合致していると判断された場合は、上位に表示される場合があります。
関連性
検索キーワードとビジネスの関連性が高いビジネス情報を掲載しているほどGoogleから評価されます。
MEO対策では、Googleマイビジネスの情報を豊富に、そして正確に登録をすることが検索キーワードとの関連性を高めることに繋がります。
関連性とは、ユーザーの検索がローカル リスティングとどの程度一致しているかを示します。充実したビジネス情報を掲載すると、ビジネスについてのより的確な情報が提供されるため、リスティングとユーザーの検索語句との関連性を高めることができます。
距離
検索結果から店舗までの距離が掲載順位に影響を及ぼします。
検索場所からより近い店舗が上位表示される傾向があり、距離ばかりは店舗側でどうにもできる項目ではないので、他の関連性と知名度に注力してMEO対策することがオススメです。
距離とは、検索語句で指定された場所から各ビジネス所在地までの距離によって計算されます。検索語句で場所が指定されていない場合は、検索しているユーザーの現在地情報に基づいて距離が計算されます。
知名度
MEOではオンラインとオフラインでの知名度が評価対象になってきます。
カフェで例えるなら、オフラインで言えばスターバックスやタリーズなどが有名ですよね。
オフラインでの知名度は大きな会社が強くなる傾向にありますが、オフライン上での知名度はSNSでの露出をすることで知名度を上げることが可能です。
SNS上で多くのユーザーに認知してもらい、ブロガーからお店が紹介されるなど他のサイトで紹介され、被リンク(他サイトにお店のリンクを貼ってもらうこと)を増やしていくことが知名度向上に繋がっていきます。
知名度とは、ビジネスがどれだけ広く知られているかを示します。ビジネスによっては、オフラインでの知名度の方が高いことがありますが、検索結果にはこうした情報が加味されます。たとえば、多くの人に知られている著名な美術館、ランドマークとなるホテル、有名なブランド名を持つお店などは、ローカル検索結果で上位に表示されやすくなります。
ビジネスについてのインターネット上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も知名度に影響します。Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果の掲載順位に影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、掲載順位が高くなります。検索結果での掲載順位も考慮に入れられるため、SEO の手法もローカル検索結果の最適化に適用できます。
ローカル検索結果のランキングを上げるために、Google がリクエストや金銭を受け付けることは一切ありません。検索アルゴリズムの詳細は、すべてのユーザーにとって可能な限り公平なランキング システムを構築するために機密情報となっています。
Googleマイビジネスの登録方法
まだ店舗のマイビジネスを作成していないのであれば、Googleマイビジネスの登録ページを作成する必要があります。
まずは登録ページに飛んでもらい、画面右上にあるログインボタンをクリックしたら、お店の名前を入力してみてください。
覚えていないだけで実はすでに作ったことがあるといったパターンもあるので必ずログインで店舗情報を入力してください!
下の画像をクリックすれば、登録画面に飛ぶことができます。
登録画面に進むとビジネス名を入力したり、店舗の住所確認やGoogleマップ上でのピンの位置の設定などを入力することになるので、しばらく指示に従いながら登録を進めていってください。
全ての入力が終わると、本人確認作業を行う画面に移動します。
この本人確認作業は、競合のお店や悪い業者に勝手にマイビジネスの情報を操作されるなどして、MEO対策的にあまり良くないことをされることを防ぐことにも繋がる重要な作業なので、電話かメールかハガキのいずれかから選択肢、必ず本人確認作業を行う様にしてください。
確認作業が終了すると、マイビジネスのオーナー登録が完了し、店舗の投稿やお店の写真など集客に繋げるうえで重要な作業ができる様になります!
まとめ
2020年時点で、オンライン上で露出しないお店は誰からも知られない時代になっています。
もちろんお店の前を通りかかった人がお店の存在を知ることはあっても、そこからネットを使いお店の雰囲気やメニューをみる作業が必ず行われます。
ユーザーにお店の情報を正確に伝えることが、認知拡大に繋がり集客できる大きな要因になってきます。
MEO対策は基本的に無料でできるので、店舗ビジネスのオーナーであれば必ず活用する様にしてください。
記事を読んだけどそれでもよくわからないって方は、僕がご相談に乗るので気軽に連絡ください!
ぜひGoogleマイビジネスを上手に活用し、集客やブランディングに役立ててください!